奥田美和子 - 絶望の果て 紺の襟に三本線の セーラー服と黒いローファー この青空の果てにあるのは 絶望だけ みんな同じ制服を着て 坂道をのぼってく 桜の蕾 ひらきかけてた 朝の光のなか ほんとうは坂道を駆け降りたかった わたしの居場所 どこにもなかったから あなたに あなたに出会うまでは * 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに坂道を のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし * 繰り返し