01. ニラカイナリィリヒ
02. Green Bird Finger.
03. のうぜんかつら
04. 煙はいつもの席で吐く
05. み空
06. あなたと私にできる事
07. さみしがり屋の言葉達
08. ポンキ
09. 愛の日
10. Lost child,
11. 夜と星の足跡 三つの提示
12. 星とワルツ
13. 彼05
14. のうぜんかつら(リプライズ)
2006
01. ニラカイナリィリヒ
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
手を縛る紐がもつれたんだ きっと
望み枯れるだけ
掴むこともない
忘れられるだけさ
ニラカイナリィリヒ 唱えさせて
空は少し赤味を帯び始めている
横顔は憂いをのせんだろう
ニラカイナリィリヒ 忘れさせて
失したもの 全て手の内に
秘密の呪文を唱えて 全てをこの手に入れるわ
絡まった指も落とせないで ずっと
君を守りたい?
僕を救いたい?
言葉消えるだけさ
ニラカイナリィリヒ 唱えさせて
償いの手が差しのべられるよりも
夢の続きが唄えるなら
ニラカイナリィリヒ 叶えさせて
失したもの 全て手の内に
秘密の呪文を唱えて 全てをこの手に入れるわ
02. Green Bird Finger.
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子/山本隆二
あなたの広い指の平 見つめていたなら
なぜだか 愛おしい気持ち 溢れ出してきて
両手で包み持ち上げて 口に含んでみた
しょっぱい味に顔しかめ あなたを感じたの
あなたはいつも口ばかり 嘘つきで困る
わたしは あなたの側に 居たいだけなのに
続けることを拒まれて いるようで弱る
指の形が違うもの あなたは遠い人
姿を見せた君の ずるい約束に
戸惑っているだけだよ
なんにもいらない さあ その温もりを
あなたの広い指の平 見つめていたなら
なぜだか 愛おしい気持ち 溢れ出してきて
優しくいつも撫で上げて 触れていたいから
指の形は違うけど あなたカワイイ人
戸惑いはBABY 始まりの合図
03. のうぜんかつら
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子/山本隆二
撫でて 優しく のうぜんかつらの唄のように
あなた何を見てたの?
ソーダ水越しでは あなたが揺れちゃって
あたしは迷っちゃって いつか一人になって
二人の時間も泡みたいになって あなたの匂いを一人捜していた
昔見つけた唄は 赤い花の道を
二人がいつだって手と手を取り合って 並んで歩くのよ
私も二人みたいに あなたと並んで いつまでも道を行けると思ってた
そして 手は探る
あなたと居た町思い出せなくなる前に
声を聴かせて 笑顔を見せて 肌を伝えて
そして 赤い花空に舞う度に
あたしとつないだ手と手 道で揺らして
このまま二人続く と言って
撫でて 優しく あの日のようにうまく微笑むから
04. 煙はいつもの席で吐く
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
木漏れ日が差す 煙はいつもの席で
私は間違った灰皿を押しやって
ライターも、たばこも、ジッポオイルも
絶対私は使わない
だから部屋にそろう彼等は全部...
このままこのテーブルの上で 二人でいられたら
部屋の灯はともして行って
そしたら待てるから...
ねえ早く「おかえり」言いたいの
泣いていたい日も あなたが笑わすから
昨夜の台詞もまだ思い出せないの
ドライヤーも、タオルも、ブラシも
きっと二人で使えるわ
部屋に二人のモノを並べ このまま...
例えば二人小舟に乗って 旅路の途中で
月が作った波に揺られ
何処までも遠くへ行けたらいいのに...
このままこのテーブルの上で 笑っていられたら
部屋の灯はともして行って
あなたを待てるから
ねえ早く 「おかえり」言いたいの
05. み空
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
誰を剌すわけでもないのに 僕は手を止められない
毒を盛られてもいないのに まだうまく生きられない
廻る 廻る 廻る 廼る 廻る 廻る
誰を待つわけでもないのに 僕はまだ許されない
ズルをしたわけでもないのに 逃げたくて仕方ない
廻る 廻る 廻る 廻る 廻る 廻る
泣き虫 駄々虫 手の鳴る方へ
聞こえないふりだけしたいの? つねるわよ!
重なる不条理 無様な祈り
夢にまで見たって醒めるの 前を見な
飛ぶなら羽を捨て 美空など締めて
立ち止まってくれる程 時の流れは甘くはないわ
そこに迷う子羊よ 酔いしれる前に気付くといいわ
かすむ声を張り上げて 縺れ歩んで行く他ないと
傷はなめて癒えるもの 脹んだふりなんて見せつけないでよ
泣き虫 駄々虫 無学な言葉
側に居て欲しいよ 痛いの、届くかな?
重なる不条理 無様な祈り
夢にまで見たって醒めるの 前を見な
飛ぶなら羽を捨て 祈りなど焼き捨てて
飛ぶなら羽を捨て 美空など諦めて
僕は僕だけでもないのに まだ僕をやめられない
まだ幾つも手はあるはず まだ君をやめられない
06. あなたと私にできる事
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
いつも私と恋をして。
あなたがいかに大人かは知らないけれど、私が側に居ない時は
寂しくなって不安とか覚えてよ。
二人にはまだ足りてない時間があるの。早く気づいて
言葉にも隙間を埋めるパワーがあるの。ちゃんと聴かせて
アイシテル とか言って、恥ずかしい言葉を並べて
ありふれた世界を二人で築きましょう?
いつも私に恋をして。
二人がいかに馴れ合いを見せようとも、私が側に居ない事を
悲しみと知り、涙とか落としてよ。
私にはまだ話さない秘密があるの、もっと気にして
あなたには知らないフリしてあげてる事もあるのよ
ワガママを言って、二人は傷つけ合うから
無関心な言葉じゃ心が慰められない。
いつも私の側にいて。
あなたと居たら、心までとろけそうよ
あなたも私が居ない時は、ツライと言って
不満とか並べてよ。
いつも二人でいようよ、いつも二人でいてよね
いつかあなたと確かめたい、二人の愛が「形あるもの」であると。
あなたの側に居られる事、幸せです。と、互い伝えあえる日々を
いつか二人創ろうよ。
いつもふたりでいようよ、
手を手に、瞳を見ていてよ。
07. さみしがり屋の言葉達
作詞: 安藤裕子
作曲: 宮川弾
雨はシトシト 風の街静かに揺らす
寂しがり屋の世界が孤独を呼んだ
儚げな景色を押しつけながら
私を待ち伏せて道連れにさせようとするのね
雨の街は笑顔を嫌う。
振り向く日々を連れてきて
忘れかけてた涙の種を心の隅から芽生えさせるだろう
涙ヒラヒラ 酔いしれているのかしら?と
言葉投げかけて独りで微笑むけれど
意地悪な世界が私を誘い出す
君はかわいそうだって
不意に抱きしめようとするから
雨の街が私は嫌い
いつも張りつめたままで
ごまかして来た迷子の心をくすぐるような仕草をするから
だけど今日も終わりを告げる
晴れていく訳じゃないけど
眠りに就けばこの時間さえも過ぎゆくスピードに
思い出になるだろう
冷めた紅茶に口を付けて いつの間にだか私の横に忍ぶ影法師
雨の街が私は嫌い
いつも張りつめたままで
閉じこめてきた迷子の心をくすぐるような仕草をするから
曇り窓が視界をずらす
独り置き去りのままで 世界は廻る
明日になればあの日の景色も忘れるだろうけど
雨はいらないわ
雨はいらないわ
雨はいらないわ
雨など見たくないわ
08. ポンキ
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
いつも待ちわびた 柔らかな肌遠い
古い夏の日を 誘え風の匂い
一人でも飛べないのに 逝けるかな?
君がもう居ないのに
僕が此処で叫ぶだけじゃ 陽は陰り 空は冷えて
ねえ触れて 僕の胸に今だけ
願いは馬鹿げた夢?
初めから消える約束と言ってくれたら僕は立てるのに
晴れた空 この身を焦がして
愛は夢見がち
これじゃ足らない君は
僕を追い越して あの子めがけて走る
此処でなら優しい日が綴れると言う僕を笑ってよ
今も此処で願うだけの青空は雨も知らない
さあ行って
あの日言った約束 信じてなどいるはずはないよ
眩むような景色を忘れたら
きっとゆっくり僕は眠られる
ねえ触れて 僕の胸に
刻んだ未来は甘いウソで
初めから消える約束と言ってくれたら僕は歩き出す
晴れた空 この目を閉ざして
青空よ 闇を認めて
09. 愛の日
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
色々なことを不安に思う日々。愛もその一つで今の大きな心を占めていた。
愛を思い、幸せを想う度に少し怖くもなる。
退屈な心は それでもあなたを求めていたんだ。
瞳に輪っかを掛けて 覚醒を求めた
追われればよそ見で 逃げたくなっていた
デコボコの坂道、君へと続く
愛され慣れていない私、
君に会いに行くから
何も言わないで ただ、優しくさ、
強く私を抱きしめて欲しいの
欲しいの・・・
色々なことを不安に思う日々、涙を流すことは優しい心の行為でした。
涙はいつも慰めに過ぎないから・・・
虚しくもなる。
そんな時はいつも夢中で口ずさむ
脆くなどないと
何もかも求めて少し破けていた。
愛すればあるだけ 手に入れたくなっていた。
デコボコの坂道、君へと続く
間違いだらけの私、
君を求めているから
何も言わないで、何も言わないで、
ただ優しい目をしていて
何も言わないで ただ、優しくさ、
迷う私を抱きしめて欲しいの
欲しいの・・・
色々な事を不安に思う日々。退屈な心はそれでもあなたを求めていたんだ。
10. Lost child,
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
泣いていられれば まだいいと思い
笑っているだけで
何もかも出せない
光が差し込んで 不意に瞼閉じた
力が抜けちゃって足が思うように進まない
失したものを求めて泣くのなら
触れる肌に怒りを・・・
溺れてよ
生きてる?
抱いてくれるなら 誰だっていいと
泣いて震えてる迷子が見えた
かわいそうに思って手を差し伸べたけど
手は振り払われた。
おまえはいらないと言われて
笑う気力もなくて
とれないぬるさにどうしようもない日を思い出した
意味もなく寂しい 甘さが身に染みて
誰かと少しだけ話がしたくて堪らない
子供のままでずっといられない
あと少しだけ
このままいさせてよ
会えない人を想って泣くのなら
触れる肌に怒りを・・・
溺れたい
生きてる
願いは見えたわ
11. 夜と星の足跡 三つの提示
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
何度も夢見ていた 幼い頃より前に呼ぶ声
確かなモノはないって 自分の意志を見て知ったから 「確かさ」
誰かが足を掴んで あなたに堕ちさせない様に
私を醒めさせている だからあなたも信じられない
晴れた夜に星まみれたら 二人を残して全てを消そう
私がいるとあなたのことを 疑ってしまうかもしれない・・・。
疑ってばかり
なでる様に消えて行く 波間の砂の上を歩いてきたから
いつも崩れてしまうこの先の道に迷い込んでいたのね?
私が今抱き上げて あなたを堕ちさせない様に
救い上げられるのなら あなたの手を掴めるのなら
晴れた夜に星を贈り 夜空を飾ってあなたを照らす
私がいるとあなたのことを 疑ってしまうかもしれない?
消しちゃおうかな・・・。
重ねた手の平から溢れた誓いを 消しされずに泣いているのは何故?
さようならを
忘れられてしまった清い約束に 永遠を求めている娘は誰?
さようなら
晴れた夜に星まみれたら 二人を残して全てを消して
あなたがいると私はいつか 疑ってしまうかもしれない・・・。
晴れた夜に星を贈り 夜空を見上げて私は願う
私がいてもあなたの事を 疑ってしまう事のないように
どうか疑わぬように このまま此処に居させてください
12. 星とワルツ
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
あの日あなたに書いた手紙 まだ
まだ あるの
だからそれが二人の仲を ずっと
ずっと一緒に居させてくれるね
ありがとう
―past day―
「タイムカプセルを埋めたら、君は何を埋める?」
「二人で秘密の手紙を書けたらいいな」
「僕はこっそり秘密の手紙を書いて入れたんだ」
あの日あなたが言った手紙 まだ
まだ あれば
それがきっと二人の仲を ずっと
ずっと一緒に居させてくれるね
あなたと・・・
さあ 今はおやすみ 陽がまた暮れるよ
嫌な夢は捨て 眠ればいい
さあ 今はおやすみ 陽がまた明けたら
新しい道を 歩めばいい
さあ 今はおやすみ 星が顔見せて
あなたの眠りを 照らしたげる
おやすみ おやすみ
どうか、泣かないで
さあ 今は お眠りなさい
13. 彼05
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子
彼の指の動きを見ていたんだ
滑らかな波乗りみたい!
忘れそうになるんだな
彼の顔の動きを見ていたんだ
ちんくしゃしわくちゃになる!
笑いそうになるんだ A-HA-HA
曖昧な態度なんてつまらないわ 愛を見せて
曖昧なプライドなんて いらないから愛で見せて
彼の鼓動静かに耳傾け
逆らうことなく脈打つのさ
泣きそうになるんだ・・・
側に居て
曖昧な態度なんてつまらないわ 愛を見せて
曖昧なプライドなんて いらないから愛で見せて
曖昧な態度なんてくだらないわ 愛を見せて
曖昧なプライドなんて いらないから愛で見せて
LONELY WEDNESDAY
愛のBIRTH DAY
TUCH ME! THURSDAY
愛のBIRTH DAY
曖昧な愛はいらない
名前を呼んで会いたいな
また会おうねって言ってね
体が切れるまで抱きしめてよ
向こうから?そこから
どこから?そこから
14. のうぜんかつら(リプライズ)
作詞: 安藤裕子
作曲: 安藤裕子/山本隆二
撫でて 優しく のうぜんかつらの唄のように
あなた何を見てたの?
ソーダ水越しでは あなたが揺れちゃって
あたしは迷っちゃって いつか一人になって
二人の時間も泡みたいになって あなたの匂いを一人捜していた
そして 手は探る
あなたと居た町思い出せなくなる前に
声を聴かせて 笑顔を見せて 肌を伝えて
そして 赤い花空に舞う度に
あたしとつないだ手と手 道で揺らして
このまま二人続く と言って
撫でて 優しく あの日のようにうまく微笑むから