01. Kiss Or Kiss
02. 消せない罪
03. 螺旋
04. pureness
05. Hold Heart
06. Alice
07. 悲しみのキズ
08. 撃たれる雨
09. Fake
10. 瞬間
11. Eighteen Sky
© 2005
01. Kiss Or Kiss
作詞: 北出菜奈
作曲: 本間昭光
※ねぇ 言葉だけじゃずっと
伝わらない想いがあるから
全部空っぽにして※
こっちを見て 撃ち抜くほど
私だけでしょ 溶けるまで KISS or KISS
ほら今 見つめてる
私の笑顔の奥も
本当の所なんて
少しも掴めないのよ
どれだけ いっぱいの時を過ごしてきても
二つはひとつになんてなれないでしょ
ねぇ 言葉だけじゃきっと
結ばれない想いがあるから
一瞬も逃さないで
もっと抱いて 壊れるほど
私だけでしょ 本気のまま KISS or KISS
少しは気付いてる
優しいだけの愛情は
むやみに注いでも
こぼれて冷えていくだけ
どんなに 絶対の愛を信じてきても
永遠に覚めない夢は見れないでしょ
ねぇ 言葉だけじゃきっと
満ち足りない想いがあるから
一瞬も離さないで
もっと触れて 消せないほど
私だけでしょ 何度でも KISS or KISS
このまま 運命の人と出逢わなくても
私と貴方はここで出逢ったでしょ
(※くり返し)
こっちを見て 撃ち抜いてよ
私だけでしょ 本気のまま KISS or KISS
02. 消せない罪
作詞: 北出菜奈
作曲: 西川進
いつもの視線に君が居て呼吸が出来る
僕にとってならそれだけでもう十分な筈なのに
ちっぽけな僕は繰り返す 過ちばかり
どれ程強さを手にしたら何も傷つけず済むの?
迷わずにこの愛を 信じ生きてゆく
塞がらぬ傷口もぎゅっと抱きしめて
二人は歩き続ける後には戻れないから
今でもこの胸の奥消せない罪は痛むけど
ダーリン
あの日失った愛情に切なさを覚え
僕は鮮明なこの空の青さに少し戸惑って
例えもし何が犠牲でも 只一つ信じた
君の真っ直ぐな眼に映る刹那に咲いた花の色
無力でもこの運命強く生きていく
手を結ぶ体温はずっと溶け合って
だったら一層の事背負った罰なら辛くても
もし例え君と此の儘 世界の波に逆らうだけだとしても…
迷わずにこの愛を 信じ生きてゆく
塞がらぬ傷口もぎゅっと抱き締めて
迷わずにこの運命 生きる生きてゆく
君となら永遠もきっと繋がって
二人で只前を見て如何にも成らなくたって
それでも必ず君をこの手で守り続ける
ダーリン
03. 螺旋
作詞: 北出菜奈
作曲: 西川進
溜息に午前二時
押し当てた受話器越し
こぼれ出す本音から
聞くはずもない言葉 響いてる
聞くはずもない言葉 響いてる
ずっと一緒だよって
あの日言ったのは誰?
そうね、つまらないこと
解ってても
消えないのよ
笑わないで。
それは今相反し
愛す程突き刺さる
求めては追い詰めて
離れられない心 感じてる
待って行かないでよと
すすり泣けば済んだの?
どうせ、戻らないこと
知ってるもの
もう現実
甘くはない。
絡みつく温もりも
切ない匂いも
ためらう記憶は
私を楽にはさせてくれないの
きっと出会ったことが
ただの間違いだよね?
でもね、終わらないのよ
この想いは
螺旋だけを描いてゆく・・・
ずっと。
ずっと。
惚れられるまま
04. pureness
作詞: 北出菜奈
作曲: 本間昭光
刻まれた 胸の奥 愛の証
彷徨(さまよ)う迷路
何処まで行けば
扉は開くの
失くした光求めて
螺旋に続く
心の記憶
辿って僕ら 導かれた
重ねた想いなら
何も無駄にならない
ねぇ 答えなんて
ひとつじゃないから
※どうか反らさずに
見つめてよ 自分を
勇気の向こうの
素直さ気が付いて
刻まれた 胸の奥 愛の証※
冷たい涙 染み込む度に
どれだけ気持ちを
覆い隠すならいいの
「孤独」にじっと
背を向けながら
結んだ絆 信じてきた
壊れた願いでも
いつか形を取り戻す
忘れないで
独りじゃないから
どうか反らさずに
答えてよ 自分に
弱さの向こうの
強さを手に入れて
刻まれた 胸の奥 愛の証
真っ赤に揺れる空
静かにうねる海
終らないこの世界で
輝き続ける
(※くり返し)
怖れるものなど
もう何も無いのさ
痛みを嘲笑(わら)って
ひたすら突き進め
切り裂いて いつまでも 走り抜けて
05. Hold Heart
作詞: 北出菜奈
作曲: 本間昭光
* 絶対 絶対 迷わないで
私だけを見つめていて
ピアスで塞ぐ心
壊れそうなほどに 抱きしめて…
眠れぬ熱帯夜
溜め息の抜け殻だらけ
もう足の踏み場も無い
此(こ)の部屋
TVも携帯も
心の隙間埋めて
泡沫(うたかた)に消え失せる
貴方の胸に咲いていた
青く小さな その花は
私です
揺れるジレンマ
* repeat
似合わぬ制服で
溢れる人混みに呑まれ
叫びたいほど我慢の限界
教科書開いても
答えは書かれて無い
虚しく光るピアス
貴方の胸を湿らせる
青く小さな 雨粒は 私です
濡れるジレンマ
会いたい 会いたい 何処にいるの?
今すぐ貴方に会いたい
Cold Heart, Hold Heart
聞こえるでしょう?
ギリギリの鼓動に 気がついて
* repeat
06. Alice
作詞: 北出菜奈
作曲: 本間昭光
いつの間にか辺りは暗く
白い霧が包み込んだ
無邪気すぎる足は今更
帰り道を忘れていた
「大丈夫怖くないから」と
自分自身言い聞かせて
背伸びをした平気な顔で
深い森行ったり来たり
だけど苦しくて
道のりは余りに険しく
独りきりじゃ歩けなくなった
もっと大人になったなら
何を思うかな ねぇ
ずっと裸足の感触は
消えやしないけれど
ある朝見た漏れ陽の中
何となくは気付いていた
この目を開け 耳を澄ませば
こっちだよ、と導く声
凄く寂しくて
本当は素直な気持ちで
「少しだけ傍にいて欲しいよ」
もしも明日が晴れたなら
何処へゆこうかな ねぇ
きっと貴方と一緒なら
それだけで嬉しくて
もっと大人になれたなら
何か違うのかな ねぇ
ずっと心の足跡は
消えたりしないのかな
もしも明日は雨だって
何処か連れてって ねぇ
きっと貴方が一緒なら
それだけで嬉しいから
07. 悲しみのキズ
作詞: 北出菜奈
作曲: 北出菜奈
*1 いつまでも感じてたこの思いだけ
戸惑うことばかりじゃ
何も始まりはしない
時を告げる光の雨を
そっと眺めるように瞳をとじた
夢の中で映る景色は
迷いから覚めたら明日に変わる
温めるチカラを失くした心にも
守りたいと叫ぶ声は今もきっと
眠れないこの夜はあなたを想う
素直に伝えてもいい
ずっと隠しきれないよ
*1 repeat
胸に残る遠い記憶は
痛みから覚めたら思い出になる
たどり着く場所さえ見えない心でも
届けたいと願う鼓動だけはきっと
*2 忘れないこの夜にあなたを想う
全てをぶつけてもいい
ずっと抑えきれないよ
どこまでも信じてたこの思いだけ
ためらうことばかりじゃ
何も始りはしない
*2 repeat
眠れないこの夜はあなたを想う
素直に伝えてもいい
今は隠しきれないよ
*1 repeat
08. 撃たれる雨
作詞: 北出菜奈
作曲: 西川進
想いが巡り会い重なる運命に
寂しさ虚しさと私知りながら
絆ぐ手を伝い落ちる雨
そっと愛を断ち切って
きっと愛を傷付けて
それでも構わずに選んだ道
願いと裏腹な無常な運命に
愛しさ優しさは貴方追い詰めた
寄せた肩濡らし止まぬ雨
そっと愛を断ち切って
ずっと想い失って
それでも振り向かず歩んだ道
繋がれた心突き抜けて
きっと愛を裏切って
そっと愛を断ち切って
それでも独りきり撃たれる雨
09. Fake
作詞: 北出菜奈
作曲: 西川進
振り絞るように
吐き出す声も
君に届く様に・・・
くるくると廻り続ける
ぎりぎりを保つ世界
辻褄を合わす心は
流れ流されてく
分からないよ
「何が正しいか」
なんて要らない
突き上げるほどに
素直な気持ち
離したりしない様に
ちゃんと抱きしめて
選んだ道には
失う何かがあっても
私はひとつも構わない
きらきらと輝きながら
すれすれを繋ぐ未来
誤魔化しを映す眼は
汚れ汚されるの
わざとらしく
すました顔して
何になるかな?
込み上げるならば
涙も見せて
無くしたりしない様に
ちゃんと向き合って
描いたこの先
違った明日があっても
私はひとつも迷わない
探し求むは 言葉の在処
空に願いは ひらりひらひら
胸の奥で 赤い花弁
指と指を溢れて落ちる
抱きしめて・・・
向き合って・・・
振り絞るように
吐き出す声も
君に届いてく様に
ちゃんと何時だって
叫んだ想いは
誰かが笑ったとしても
私はひとつも変わらない
全てを笑えるくらいに
私はひとつも変わらない
10. 瞬間
作詞: 北出菜奈
作曲: 菊池達也
散らかった部屋の中立ち込めた煙と
鋭いその視線が愛しくて
こんなにも当たり前な風景も変わってしまうから
怖かった
過ぎてゆく時間に終わりが来ること
理解って居たのに愛してしまった
自分の理想を求めては
身勝手だった愛 押し付け苦しめた
今 さよならを口にした瞬間感じてしまった
こんなにも大反れた夢を描いた故の痛みを
もう我儘は言わないから 変わらず其処に居て
突然な私の決断も
貴方は本音さえ口にせず 簡単に背を押した
「もう戻ることは無いでしょう・・・」
今 さよならを口にした瞬間感じてしまった
現実の代償に貴方愛した故の痛みも
抱えると約束するから 其処で見て居てね
忘れない・・・
11. Eighteen Sky
作詞: 北出菜奈
作曲: 西川進
強くない
それほど弱くもない
気が付けば
泣けない笑えない
溜め息だけが
とぎれとぎれに
愛を求めて
見上げれば映った 確かな空
眩し過ぎるほどで 嗚呼
とても前を向いて居られないよ
思わず俯いたまま
あなたを想った
冷えきった
手足を投げだして
傷ついた
心を置き去りに
待ちくたびれた
小さな身体
愛で包んで
何処までも広がる 遠くの青
手を伸ばしてみても 嗚呼
届くわけもないと思ってたの
「そんな事ないよ。」とただ
あなたは笑った
見上げれば今でも 確かな空
眩し過ぎるくらい 嗚呼
手を繋いだふたり 眺めた青
どうかどうかずっと 嗚呼
こんなにも近くに感じるけど
まるで突然出逢った
あなたとこうして
それは運命だって
知ってたように・・・